2023年4月に任期となる現日銀総裁の黒田氏の後任として、植田和男さんが打診され、受託しました。
植田和男さんはどのような方なのでしょうか。
植田和男さんの経歴や学歴とプロフィールなどを紹介します。
植田和男の経歴
植田和男さんの経歴について調べてみました。
後述する学歴、その後の教職の道以外の経歴について紹介します。
教職に入ってから、13年後には教授となっておられるので、とても早いタイミングで教授になられたのではないでしょうか。
1985年-1987年:大蔵省財政金融研究所主任研究官
1998年-2005年:日本銀行政策委員会審議委員
2005年:サントリー学芸賞政治・経済部門選考委員
2008年:日本政策投資銀行社外取締役
2011年4月-2012年6月:日本経済学会会長
2019年:日揮ホールディングス株式会社社外取締役
2023年4月:日本銀行総裁(予定)
他にも、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)運用委員長、日本銀行金融研究所特別顧問などもされていました。
教授としての顔もある以外に、民間企業の社外取締役、日銀の特別顧問などを務められていました。
学者としては初の日銀総裁のようですが、新しい枠組みの構築や日本の物価高に対する対応など期待は高いですね。
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植田和男の学歴
植田和男さんの学歴について調べてみました。
日銀の総裁となれば学歴が気になりますね。
まず、学歴についてまとめました。
1970年:東京教育大学附属駒場高等学校(筑波大学附属駒場高等学校) 卒業
1974年:東京大学理学部数学科卒業、東京大学経済学部 学士入学
1975年:東京大学大学院経済学研究科 進学
1976年:マサチューセッツ工科大学大学院 進学
1980年:マサチューセッツ工科大学博士課程 修了(Ph.D.)
1980年:カナダブリテッシュコロンビア大学経済学部教授
1982年:大阪大学経済学部助教授
1989年:東京大学経済学部助教授
1993年:東京大学経済学部教授
2005年-2007年:東京大学大学院経済学研究科長
2005年:東京大学大学院経済学研究科教授
2017年:東京大学名誉教授
2017年:共立女子大学教授
2020年:共立女子大学ビジネス大学部ビジネス学科教授
教職の道に進まれてから、早いタイミングで教授になっておられます。
また、6年前には名誉教授になっておられますね。
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東京教育大学附属駒場高等学校(筑波大学附属駒場高等学校) 卒業
まずは出身高校です。
植田和男さんの出身高校は東京教育大学附属駒場高等学校(筑波大学附属駒場高等学校) のようです。
【東京教育大学附属駒場高等学校(筑波大学附属駒場高等学校) へのアクセス】
出身高校の東京教育大学附属駒場高等学校(筑波大学附属駒場高等学校) は、学力が全国2位という超名門校のようです。
偏差値は78です。
日本のトップクラスの学力者が集まる学校のようですね。
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東京大学理学部数学科卒業、東京大学経済学部 学士入学
次に大学について調べてみました。
植田和男さんの出身大学は東京大学のようです。
【東京大学へのアクセス】
また、理学部なので、偏差値は67.5のようです。
理学部を卒業後、1年間学士入学で経済学部を経て、大学院に進学されたようですね。
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マサチューセッツ工科大学大学院
東京大学大学院経済学研究科で1年間勉強した後、アメリカのマサチューセッツ工科大学大学に進学されています。
植田和男さんは学生時代を振り返りこのように話されていたようです。
当時まだMITの大学院生だった私は、ドーンブッシュが後に『金融研究資料』に掲載された白川前総裁のマネタリーアプローチによる為替レート分析結果の(日本語で書かれた)表を授業の中で説明するのを聞いて、強い刺激を受けたのを覚えている。
やはりそのころ、組織立ち上げに深いかかわりを持っていた鈴木淑夫さんが、MITを訪れモジリアーニ教授と対談するところに呼ばれて二人の話を聞かせてもらう機会があった。
確か2度目の石油危機をうまく乗り切りつつあった日本の金融政策について明快な説明をされていた。
また、私自身が日本銀行を最初に訪問したのも特別研究室だった。
引用元:https://www.imes.boj.or.jp/jp/40year/kikou_ueda.html
大学院生時代から日銀総裁経験者と会い、刺激を受けていた様子がわかりますね。
マサチューセッツ工科大学大学院を卒業後は、自らの研究を極めること含め、教職の道に進まれたようです。
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植田和男のプロフィール
名前:植田 和男(うえだ かずお)
生年月日:1951年9月20日
年齢:71歳(2023年2月現在)
出身地:静岡県牧之原市相良区
職業:経済学者・教授